【スト6】ラシード完全ガイド!グランドマスターが教える特徴・強み・動かし方

ストリートファイター6

初めに:風を纏い、嵐を呼べ!ラシードの魅力へようこそ

みなさんこんにちは!ナツです。
数あるストリートファイター6のキャラクターの中から、この記事では「吹き荒れる砂漠の鷲」ことラシードに焦点を当てて、その魅力や戦い方を深掘りしていきたいと思います。
私はこのキャラをメインで使用しており、先日グランドマスターまで到達しました。とても面白いキャラなのでラシードを使う上での魅力を皆さんに存分に伝えられればと思います!

「スト6でラシードを使ってみたいけど、どんなキャラなんだろう?」「ラシードを使っているけど、もっと上手く立ち回りたい!」そんな風に思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、ラシードの基本的な特徴から、具体的な強みと弱み、そして実戦で役立つおすすめ技やコンボ、立ち回り方まで理解を深めるための情報をぎゅっと詰め込んでお届けします。この記事を読めば、きっとあなたもラシードと共に戦場を駆け抜けたくなるはず!それでは、さっそく見ていきましょう。

ラシードの特徴

強み1:トリッキーな動きで相手を翻弄できる

ラシードの大きな特徴として「気流」があります。この気流は特定の技で発生可能で、気流に触れることで自身の技を強化することが出来ます。

これにより、気流を使って画面端から画面端へ急にジャンプ攻撃を押し付けたり、画面端から有利フレームを取ったりとトリッキーな動きで相手を翻弄するのがラシードの強みとなっています。

強み2:SA2「イウサール」が強い

ラシードを紹介する上で外せないのがSA2「イウサール」の存在です。
このSAは全キャラ中最強と言っても過言ではない強さを誇っています。

イウサールは発動するとラシードの目の前に竜巻を発生させ、一定時間竜巻が相手に向かって前進し続ける技になっています。
他のSAと違う圧倒的な強みは、自身の目の前に竜巻のバリアを張りつつ自由に動ける点です。
つまり、発動した後はしばらく無敵時間のようなもので、リスクほぼゼロで相手に択を仕掛けられるようになります。

SA2を発動した後の見た目。このまま竜巻が相手に向かって前進し続ける。相手は竜巻に触れるとダメージを食らうため、ガードするしかない。

相手に技を当てるのに読み合いというリスクが必要な格闘ゲームにおいて、これは破格の性能ですね。

しかもSAゲージ2本で使えるのも強く、試合展開によっては1試合で3回、1ラウンドに2回発動することも可能となっています。

この最強SAのイウサールをどれだけ有効活用できるかがラシードを使う上での肝となってきます。

強み3:コンボで画面端まで一気に運べる

コンボでの画面運びが非常に優秀なのもラシードの強いポイントです。

後に記載するおすすめコンボでも、画面を6割近く運ぶため、コンボを決めれば相手を画面端に追い詰めやすくなっています。

スト6における画面端は強力な起き攻めに行けたりと、追い詰める側には大きなメリットがあるため、その場面に持っていきやすいのはラシードの明確な強みと言えます。

弱み:立ち回りが難しい

一方、ラシードの弱みとして、地上戦・対空などの立ち回り面はキツい作りになっています。

理由1:技のリーチが短い

立ち回りのキツさの理由は主に「技のリーチの短さ」です。
テリーや春麗など、リーチが長いキャラと比較するとリーチが短く、技を当てるために相手よりリスクを負って踏み込む必要があります。
地上戦では主に中足の差し合いが常に行われますが、このリーチの短さ故に窮屈な戦い方を強いられることとなります。

理由2:対空難易度が高い

対空についても難易度高めとなっています。
というのも、対空必殺技「スピニングミキサー」は発生が遅く、真上に飛びあがるためです。
発生が遅いので反応が遅れると殴られ、真上に飛びあがるので相手に技が届かないことも頻繁にあります。


このように、立ち回りが厳しい面もありますが、これを多彩な動きでごまかしつつ、強みを押し付けるのがラシードの主な戦法となります。

なぜ自分がラシードを使い続けているのか

触ったきっかけ

私がラシードを触ったきっかけはスト6初の追加キャラだったからです。

それまではルークを使用していたのですが、実装初日にラシードを少し触ってみて、直感で気流システムが面白い!と感じ、現在まで使い続けることとなりました。
興味本位で使用したキャラ1本になるとは思ってもいなかったので、自分としては運命的な出会いだったのではと思っています。

ラシードは使うほど使い手の色が出る

ラシードは出来ることが多彩なため、コンボ・セットプレイも覚えきれないほどあり、これらを1つ1つ調べて練習し、実戦に生かしていく過程が非常に面白かったです。

セットプレイの手札を増やし、使い分けることで相手を翻弄出来ている実感が出来た際はとんでもない快感があります。

他のキャラにも同様の快感はありますが、ラシードは扱いが難しい分、思うようにできた際の喜びが増している気がしました。
MR1600~1700付近でもまだまだセットプレイを覚えきれていないので、まだまだ開拓の余地ありといった感じです。


このように、PDCAサイクルが回っている実感が、私の場合ラシードでしっかり得られたので、現在まで使い続けています。

さて、キャラの特徴紹介はここまでとして、ここからは魅力あふれるラシードを使うにあたり、どの技を使えば良いか?どんなコンボを使えば良いか?について解説していきます!

おすすめ技

ラシードでどの技が強くて、どの場面で使えば良いかについて特に3つの技に絞ってお伝えしていきます。

立ち中K

ラシードの立ち回りの鍵となる技です。

というのも、技のリーチが短いラシードの中では比較的リーチが長い技で後隙も少ないからです。
主に前歩きで近づいてくる相手に対する置き技として活用します。
地上戦ではこの技で嫌がらせをし、相手が飛びに逃げたところを対空することが相手からダメージを取る上で大事になってきます。

強ワール

ラシードが持つ弾「ワールウィンド」の強版がおすすめ技になっています。
強・中・弱と3種類ありますが、この中でも強ワールが最も使い勝手が良く、相手の行動を制限できる技になっています。

理由として、強ワールの軌道が相手の飛びを落としやすい軌道になっているからです。
ワールを撃つと、ラシードの斜め上に向かって竜巻が飛んでいくのですが、技の強さが強くなるごとに上昇する角度がより上向きになります。
そのため、強ワールの軌道が丁度相手の前ジャンプを落としやすい軌道になっています。

また、各種ワールはボタンを押し続けることで溜めることができ、気流をラシードの周りに作ることが出来ます。

強ワールの見た目。1発目が溜めなし、2発目が溜めあり。2発目を撃った後にラシードの周りに気流が出来ている。これに触れることで技強化が可能。


キャラ特徴でも書いたように、ラシードは気流を使って各技を強化できるので、相手との距離が離れている場合は積極的に溜めて気流を作っていきましょう。

強サイクロン

ラシードの攻撃力を支えている非常に強い技です。

この技は相手にガードさせた後、→+K派生させることでラシード側が+1フレーム有利となります。スト6はほとんどの技がガードされると自分が不利になるため、ガードされて有利な技は非常に強いといえます。

強サイクロン。

相手にガードさせてから投げor打撃の2択に行くも良し、様子見するも良しということで強気に振っていける技です。


その他、中段攻撃など強い技は多くありますが、私がよく使用している3つの強技について解説しました。
次の項目ではおすすめコンボについて紹介しますね。

おすすめコンボ

ここからはラシードのおすすめコンボを紹介します。特に汎用性の高いコンボと場面別コンボを紹介しますね。筆者はマスター帯到達まではこれらのコンボを愛用していたので、ぜひ参考にして下さい!

とりあえずこれ

どんな場面でも使える基本コンボです。

「中パン>タゲコン>ODサイクロン>ダッシュ>前中K>強or中ミキサー」

実際のコンボの見た目。左の画面端から6割ほど運んで2320ダメージなので、かなり強い。最後のミキサー部分をSAにすることも可能。

コンボに迷うくらいなら、とりあえずこれを選択しておけば大丈夫です。
ドライブゲージが2本必要ですが、それを加味しても画面の運びとダメージの効率が非常に良いコンボになっています。

また、最後のミキサー部分をSA1かSA3にすることが可能で、倒し切りたいときに火力を上げられるのも強いポイントとして挙げられます。
筆者もマスター帯到達まではひたすらこのコンボを使っていたので、迷ったらこれでOKです。

インパクトを返した際

インパクトを返した時は、先ほどのコンボでも良いですが、「強P>中スパイク」がゲージを使わずに高火力を出せるのでおすすめです。

コンボの見た目。

さらに強い点として、画面運びも優秀かつ起き攻めも付いてきます。ゲージ消費なしでこれだけの恩恵が付いてくるので、インパクトを返した際は積極的に狙いましょう。

リーサル用

リーサル用のコンボは「強P>キャンセルラッシュ>下強P>強P>キャンセルラッシュ>下強P>強P>弱スパイク>SA3」となっています。SA3が無い場合は最後の弱スパイクを出さずに「強P>SA1」としましょう。

相手の無敵をガードしたとき・インパクトを返したときに倒しきれそうならこちらのコンボで試合を終わらせましょう。

立ち回り方

地上戦は難易度高め

地上戦(主に技の差し合い)は先述の通り、リーチが短いため難易度が高いです。

リーチの長いキャラと中距離で殴り合うと一方的に負けてしまうので、一旦距離を取り、ワールを溜めて気流を作るか・弱ワールで牽制しましょう。
このとき、相手が距離を放し続ける場合は、気流+前ジャンプで奇襲を仕掛けたり、気流+弱ミキサーで突っ込んで距離を詰めに行きましょう。
逆に、相手が距離を詰めてきた場合はラッシュで至近距離まで詰めるか、バックジャンプ等で再度距離を取りましょう。

どちらの場合でも、相手の技が届かない遠距離からの奇襲かラシードの技が届く近距離で殴り合うことを意識するのが大切です。

ラッシュで突っ込む

中距離まで相手が詰めてきた際はラッシュで一気に距離を詰めることを考えましょう。

ラシードはリーチの短さから中距離が弱いため、まずは自分の技が届く距離まで近づくのが重要です。また、ラシードのラッシュは初速がかなり速いものになっているので、相手に止められづらい利点もあるので積極的に使って立ち回るのが良いです。

ラッシュ+中段攻撃(前強P)も唐突に振ると非常に強く、ヒット後はフルコンボに行けるという特大リターンが付いてくるため、要所で狙うと強力です。ガードされてもラシード側が+1のため、投げor打撃の2択に持っていけるのも強いポイントです。

画面端+SA2で追い詰めるのが勝ちパターン

コンボを決めるなどして、画面端に相手を運んだ際はSA2でさらに相手を追い詰めましょう。

画面端で発動するイウサールは相手にガードを強制出来るため、ラシードが一方的に読み合いすることが出来ます。投げにいっても良し、中段攻撃をヒットさせても良しで有利な読み合いを波状攻撃で仕掛けていきましょう。

イウサールがヒットした場合は「ODミキサー>ODスカイハイ」でコンボに行けるので、相手の体力をさらに削ることが可能です。

ラシードを使う上では、この勝ちパターンの画面端+SA2をとりあえずの目標として立ち回りを組み立てるのが大切になります。そのため、先述の地上戦において中距離では立ち回らず、遠・近距離から相手を奇襲し、コンボに繋げて画面端まで相手を持っていくのが立ち回りの鍵を握ってくるのです。

まとめ:可能性の塊!スト6 ラシードと共に勝利の風を掴め!

さて、今回はストリートファイター6のラシードについて、その特徴から具体的な戦術まで詳しく解説してきました。改めてポイントを振り返ってみましょう。

  • ラシードの強み:気流を駆使したトリッキーな動き、最強クラスのSA2「イウサール」、そしてコンボによる優れた画面運び能力。これらを押し付けることがラシードの勝ち筋です。
  • ラシードの弱み:技のリーチの短さや対空の難しさといった立ち回り面では窮屈なところがあります。しかし、これらを多彩な動きでカバーしていくのがラシードの立ち回りの肝となります。
  • 戦い方のポイント:立ち回りでは気流生成や奇襲を意識し、得意な近距離戦に持ち込む。そして、画面端に追い詰めてからのSA2「イウサール」は鉄板の勝ちパターン。

ラシードは、確かに立ち回りの難しさや覚えることが多いキャラクターかもしれません。しかし、その分だけプレイヤーの個性が色濃く反映され、使いこなせた時の喜びや爽快感は格別です。ここで紹介した以外にも、多彩なセットプレイやコンボ(別記事で紹介しますね)を使いこなせるようになれば、相手を翻弄し、まさに“嵐”のような攻めを展開できるでしょう。

この記事で紹介した技やコンボ、立ち回りはあくまで一例です。ラシードにはまだまだ開拓の余地があり、あなた自身の手で新たな戦術を生み出す楽しみもあります。ぜひ、この記事をきっかけに、ラシードというキャラクターの奥深さに触れ、日々の練習や対戦でその可能性を追求してみてください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました!あなたがラシードと共に、多くの勝利を掴むことを心から応援しています!

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