皆さんこんにちは、ナツです!
「ストリートファイター6(スト6)」、面白いですよね!対人戦ならではの読み合いがとても面白く、1000時間以上遊んだ今でも、私はついつい時間を忘れてプレイしてしまいます。
そんなスト6ですが、初心者が最初にぶつかる大きな壁があります。それは…「操作タイプの選択」です。

「モダンとクラシック、どっちを選べばいいの?」
「今から始めても、クラシックじゃないとダメなのかな?」
「モダンって、簡単だけど弱かったりしない?」
そんな悩みを抱えているあなたへ。この記事を読めば、そのモヤモヤは綺麗に晴れ渡ります。
結論からお伝えします。最初に選ぶ操作タイプは、どちらでも全く問題ありません! 大切なのは、それぞれの特徴を正しく理解し、「あなたがどう遊びたいか」に合った方を選ぶことです。この記事では、あなたが後悔しない選択をするための全ての情報をお届けします!
モダンとクラシック、そもそも何が違うの?
まず、2つの操作タイプがどういうものなのか、簡単にご紹介します。
- モダン:
「格ゲーは難しい」というイメージを覆す、初心者でも直感的に楽しめる新しい操作方法。スト6から新設された操作タイプです。必殺技ボタンと方向キー1つの組み合わせで、あらゆる技を繰り出せます。
- クラシック:
「波動拳(↓↘→+P)」のような、シリーズ伝統のコマンド入力で技を出す操作方法。全ての技を使いこなすには練習が必要ですが、キャラクターのポテンシャルを100%引き出せます。
例えるなら、モダンは「AT車」、クラシックは「MT車」のようなもの。どちらにも長所と魅力があり、どちらが優れているというわけではありません。
操作タイプに優劣はないので、好きに選ぼう!
もう一度、大事なことなのでお伝えします。操作タイプに優劣はありません。
なので、自分の好きな方を選びましょう。最近では、モダンよりもクラシックの方が強いような風潮もありますが、決してそんなことはありません。
プロの世界でも、モダンで最高峰の大会を勝ち抜くプレイヤーが存在します。これは、モダンが決して「初心者用の救済措置」や「弱い操作タイプ」ではないことの何よりの証明です。
格ゲーが始まってから歴史があるクラシックに対して、モダンはまだ歴史が浅いのでこれからどんどん強いプレイヤーが出てくる段階ですし、自分なりに研究する余地も残っている操作方法です。
筆者はマスター帯でプレイしていますが、モダンの方もかなりいるので、モダンで強くなるのは十分可能です!
そして、操作タイプは後からいつでも自由に変更できます。「こっちを選んだけど、やっぱり合わないかも…」と思ったら、オプション画面から一瞬で切り替え可能です。だから、あまり深く悩まず、まずは「自分に合ってそう!」と感じた方を選んでみましょう。

それでは、具体的にそれぞれのメリット・デメリットを詳しく見ていきましょう。この先を読めば、あなたの心はきっと決まります。
【モダンタイプ】メリット・デメリットを徹底解説
まずは、革新的な操作方法「モダン」から。その魅力と、知っておくべき点を解説します。
モダンのメリット:格ゲーの「難しい」を過去にする圧倒的な手軽さ
メリット①:ワンボタンで必殺技・SAが撃てる!
モダンの最大の魅力は、なんといっても「ワンボタン必殺技」です。
通常なら「↓↘→+P」と入力が必要なリュウの「波動拳」も、モダンなら「必殺技ボタン」を押すだけで出せます。対空技の「昇龍拳」も、前+必殺技ボタンでOK。相手のジャンプを見てから反応する、いわゆる「見てから対空」が、初心者でも驚くほど簡単にできてしまいます。
さらに、体力が減ると使える超必殺技「スーパーアーツ(SA)」も、簡単なボタンの組み合わせで発動可能。難しいコマンドのせいで逆転のチャンスを逃す…なんて悔しい思いとは無縁です。
(スーパーアーツはクラシックだと↓↘→↓↘→+Pなど複雑なコマンドが必要なんです!)
メリット②:ボタン連打で華麗な「アシストコンボ」!
「コンボって難しそう…」そんな心配もモダンなら不要です。「アシスト」ボタンを押しながら攻撃ボタンを連打するだけで、状況に応じた最適なコンボを自動で繰り出してくれます。
相手に攻撃が当たったのを確認してアシストボタンを連打すれば、それだけでまとまったダメージを与えられます。まずはこのアシストコンボで「勝つ楽しさ」を存分に味わい、格闘ゲームで最も重要な「駆け引き」に集中できるのが大きな強みです。
モダンのデメリット:手軽さと引き換えの「制限」
デメリット①:一部の技が使えない
モダンタイプでは、操作が簡略化されている代償として、キャラクターが持つ技の一部(主に通常技)が使えなくなっています。
例えば、クラシックなら弱・中・強と使い分けられる技が、モダンでは1種類しか出せない、といった具合です。これにより、クラシックに比べて立ち回りでの技の選択肢が少しだけ狭まる可能性があります。
デメリット②:ワンボタン必殺技はダメージが少し低い
ワンボタンで出した必殺技は、クラシックで出したものと比べてダメージが80%に減少します。

たかが20%と侮ってはいけません。4000ダメージ出るSAも80%に減少すると3200ダメージとかなり目減りします。(ちなみにスト6の体力は10000です)ただし、モダン操作でもクラシックと同じコマンド入力を行えば、100%のダメージが出せます。 つまり、モダンを使いながら少しずつコマンド入力に慣れていく、というステップアップも可能となっています。
【まとめ】モダンはこんな人におすすめ!
- とにかく早くスト6の対戦を楽しみたい格ゲー未経験者
- 難しいコマンド入力に苦手意識がある人
- コンボ練習よりも、まず対戦の駆け引きを学びたい人
- 他のゲームがメインで、スト6は気軽に楽しみたい人
まずは「勝つ」という成功体験を積んで、モチベーションを高く保ちたい!と考えるなら、モダンは最高の選択肢となるでしょう。
【クラシックタイプ】メリット・デメリットを徹底解説
次に、格闘ゲーマーの魂とも言える伝統の操作方法「クラシック」です。
クラシックのメリット:出せる技に制限がなく、自由度が高い
メリット①:全ての技が使える
クラシックの最大のメリットは、キャラクターの持つ全ての技を自由に使いこなせることです。
モダンでは使えない通常技(技それぞれの弱・中・強版)も全て使用可能なため、地上戦での牽制、連続技の組み立て、状況に合わせた細かい対応など、モダンと比較して戦略の幅がグンと広がります。キャラクターのポテンシャルを100%、いや120%引き出したいと考えるなら、クラシックがおススメです。
メリット②:常に最大ダメージを狙える
クラシックで出す技は、当然ながら全てダメージ100%です。ダメージ補正に悩まされることなく、常に最大の火力を相手に叩き込めます。ギリギリの体力で競り合う最終ラウンドでは、ワンボタンでの80%ダメージとの差が勝敗を分けることも少なくありません。
メリット③:やり込みが強さに直結する達成感
難しいコマンドを練習し、それが実戦で出せるようになった時の喜びは格別です。できなかったコンボができるようになる、昨日よりほんの少し対空が出るようになるなど、上達する過程こそが格闘ゲームの醍醐味の一つ。自分の指先とキャラクターが一体化していくような感覚、そして努力が勝利に結びついた時の達成感は、クラシックならではの楽しみと言えるでしょう。
クラシックのデメリット:乗り越えるべき「コマンド」の壁
メリットの裏返しになりますが、クラシックのデメリットは「操作の難しさ」に集約されます。
対空にも立ち回りで振る必殺技にもコマンド入力が常に要求されます。
必殺技を出すためには、一つ一つのコマンドを正確に入力する練習が不可欠です。トレーニングモードでできても、実戦のプレッシャーの中で冷静に出すのは至難の業。相手の動きに咄嗟に反応して対空技を出す、といった場面では、コマンドの入力ミスが命取りになります。この「練習の壁」を乗り越える覚悟が必要です。
【まとめ】クラシックはこんな人におすすめ!
- 格闘ゲームの経験がある、または挑戦してみたい人
- 時間をかけてじっくりと、一つのキャラクターを極めたい人
- 全ての技を使いこなし、自分だけの戦略を組み立てたい人
- コマンド入力の練習そのものを楽しいと感じられる人
将来的にトップレベルを目指したい、キャラクターを骨の髄までしゃぶり尽くしたい、という高い志を持つあなたには、クラシックが最高の相棒となるはずです。
まとめ:正解はあなたの「楽しい」の中にある!
ここまで、モダンとクラシック、それぞれの特徴を詳しく解説してきました。
- モダン:
長所: 簡単操作で、すぐに格ゲーの醍醐味である「駆け引き」に集中できる。
短所: 一部の技が使えず、ワンボタン必殺技の威力が少し低い。 - クラシック:
長所: 全ての技が使え、キャラクターの性能を100%引き出せる。
短所: 習得に時間がかかり、操作難易度が高い。
さあ、あなたはどちらに魅力を感じましたか?
「まずは勝つ楽しさを味わいたい!コマンドは難しいから後でいいや!」と思うなら、迷わずモダンを選びましょう。
「時間はかかってもいい。このキャラのポテンシャルを引き出して完璧に使いこなしたい!」という情熱があるなら、クラシックに挑戦する価値は十分にあります。
どちらを選んでも、その先には奥深いスト6の世界が広がっています。一番勿体ないのは、「どっちがいいんだろう…」と悩んで、プレイする時間が減ってしまうこと。正解は誰かが言って決めるものではなく、あなた自身の中にあります。
まずは気軽にどちらかを選んで、ファイティンググラウンドに飛び込んでみましょう!この記事が、あなたのスト6ライフの最高のスタートを切る手助けになれば、これほど嬉しいことはありません。