「ストリートファイター6(スト6)、ランクマッチを頑張ってるけど、ゴールド帯からなかなか抜け出せない…」
「シルバーまでは順調だったのに、ゴールドになった途端に勝てなくなった…」
そんな悩みを抱えているゴールド帯プレイヤーのあなたへ。今回の記事は、その「壁」を突破するためのヒントをお届けします!
自己紹介
まずは筆者のスト6経験について簡単にご紹介です。
持ちキャラは「ラシード」(クラシック操作)で現在のランクはMR1700付近です。
格闘ゲームを本格的に始めたのはスト6からで、過去作の経験などもなく1からじわじわと上達して現在のランクになっています。なので、現在マスター到達を目指している方向けに、格ゲー未経験者としてどういった練習をしたのかなどが参考になるかなと思い、この記事を執筆することにしました!

さて、自己紹介もそこそこに、この記事の本題に入りましょう。スト6を始めた多くのプレイヤーが「最初の関門」と感じるゴールド帯。ここを乗り越えるためには、何を意識して取り組めば良いのか悩む方も出てくるランク帯かと思います。
今回は、私がゴールド帯を突破するために特に重要だと感じ、意識してきた「3つのポイント」を、具体的な練習方法も交えながらご紹介します。
勝てない時期は辛いですが、この記事が、あなたのプレイスタイルを見つめ直し、ゴールド脱出への道を切り開くきっかけになれば幸いです。ぜひ一緒に頑張りましょう!
ゴールド脱出への道!意識したい3つの重要ポイント
ポイント①:コンボからSAにつなげられるようにする
1つ目に意識することは基本コンボからSAに繋げられるようにすることです。
「攻撃は最大の防御」の通り、火力を出せるようにすることは格闘ゲームで強くなる大事な要素となっています。
例えば、ラシードであれば「中Pタゲコン>ODサイクロン>ダッシュ中K>SA1・SA3」など、キャラ毎にSAまで繋がる基礎コンボを練習し、いざという時に出せるようにしましょう。
操作タイプがモダンの方は、大体のキャラが強アシストコンボがSA3まで繋がるようになっているかと思いますので、相手が大きな隙を見せたと思ったら強アシストを連打できるようにしておきましょう。
中足からのキャンセルラッシュコンボなどは出来れば強いですが、難しければ一旦置いておいても大丈夫です。
(ちなみに筆者はプラチナに上がるまでキャンセルラッシュの存在を知らず、OD技と生ラッシュのみにゲージを使ってました…)
まずは相手のインパクトを返したとき、相手が隙の大きな技を空振りした時などにしっかり大ダメージを与えられるようにするのが大事です。
大体どのキャラもSA3まで繋がる基本コンボだけで4000くらいは体力を削ってくれるので、体力の基準が10000のスト6では試合を決めるのに十分な火力が出ます。また、SA3だけでなく、SA1・2に繋がるコンボも併せて練習できると、プラチナ帯以降にも応用が効いてさらに良いと思います!

おすすめの練習法として、トレモに入って練習したいコンボを決めたら、そのコンボが5回連続で出せるまで繰り返す方法をおすすめします。1P側で5回連続出せたら、次は2P側で5回連続といったように方向も意識して交互に練習するとGoodです!
一方で、あんまりコンボ練習に凝りすぎると実戦での使い方が疎かになりがちなので、上記のやり方で2.3個コンボ練習する→ランクマで実戦→出せなかったなど課題を感じたらコンボ練習に戻るといったように、しっかりPDCAを意識すると結果が出やすいかと思います!
ポイント②:対空がある程度できるようにする
2つ目に意識することは相手のジャンプに対して対空がある程度できるようにすることです。
このゲームは「ジャンプ=飛び」が非常に強い行動となっており、ジャンプ攻撃をガードさせるとジャンプした側が先に動ける状態となります。つまり、ジャンプ攻撃をし続ける限り「ずっと俺のターン!」なのです。これを阻止するのが「昇竜拳」などの対空技になっており、飛んできた相手に対してダメージを負わせるカウンター技なのです。
この対空成功率を上げることがまずは大事になるのですが、「昇竜拳」などのコマンド必殺技はかなり難しいので、出来そうにない場合は上に判定の強い通常技を使いましょう。
対空が出なくて大きなダメージを貰うくらいなら、通常技で少しでも飛びを落とした方が勝率に繋がります。
(筆者はラシードでマスターに行く前にダイヤ2までルークを使っていましたが、昇竜拳対空が難しかったので、ほとんどしゃがみ大Pで対空してました。)

対空が初めから完璧な人なんていないですし、モダンの人でも咄嗟に反応して「前+必殺技ボタン」を完璧に押せるようにするのはかなり難しいです。
初めはある程度を意識して、「2割落とせたら上出来、次は3割を目指してみよう」と意識して少しずつ相手の飛びを落とせるようにしていってください。
おすすめの練習法はトレモメニューにある「簡単練習設定」で「対空練習」を選択し、その日のランクマッチ開始前に5分~10分程度練習し続ける方法ですね。

あんまりトレモに籠って対空練習していても、試合で急に飛ばれるのとは感覚が異なるので、私は少し練習して肩慣らしをしてから実戦(ランクマッチ)で対空を磨くのがいいかなぁと思っています。
ポイント③:自分のキャラがどのボタンを押すとどの技が出るか把握する
3つ目に意識することは自分のキャラがボタンを押すとどんな技が出るのか把握することです。
スト6は人間と戦う以上、予想外のところで相手が隙をさらしたり、ミスをしたりします。この時に「この距離だとあの技が届きそうだな…このボタンか」と考えて判断している猶予は無いので、出したい技について反射的にボタンを押せるようになっておきましょう。
画面端までの距離や相手との距離に応じて、出したい技や当たる技は常に変わってくるので、自分のキャラを知っておくことはとても大事です。これは空振りで相手に大きな隙をさらさないようにしたり、自分のキャラの立ち回りを考える際の基本となるので、ここでしっかり理解をしておきましょう!
試合と試合の合間にトレモでなんとなーくコンボ練習やキャラを動かしているだけでも、この辺りは結構身に付くはずです!
意識が変わればプレイが変わる!ゴールドの先へ
今回ご紹介した3つのポイント、いかがでしたでしょうか?
- コンボからSAにつなげられるようにする
- 対空がある程度できるようにする
- 自分のキャラがどのボタンを押すとどの技が出るのか把握する
これらはゴールド帯を突破するために、多くのプレイヤーが意識し始める重要な要素です。すぐに全てを完璧にするのは難しいかもしれませんが、どれか一つでも重点的に意識して練習し、ランクマッチで試してみるだけでも、きっとプレイに変化が現れるはずです。
勝てなかった相手に勝てるようになる、ランクポイントが上がっていく…。そうした小さな成功体験が、さらなるモチベーションに繋がります。ゴールド帯の壁を越えた先には、プラチナ、ダイヤモンド、そしてマスターという、より手強く、しかし刺激的な対戦相手が待っています。
壁にぶつかることは成長の証。課題を見つけ、それを乗り越えるプロセスを楽しめるようになれば、あなたのスト6ライフはもっと充実したものになるでしょう。
この記事が、ゴールド帯で頑張るあなたの一助となれば幸いです。
次回の記事は「プラチナ帯」を抜けるためのポイントをお伝えします!お楽しみに!